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コロンビア 経済

【経済】コロンビア、債務残高割合がGDP比で52.6%に上昇

コロンビア中央銀行の発表によると、2020年9月時点でコロンビアの政府債務残高割合が52.6%に上昇しました。

さらに中央銀行は、2020年9月現在の累計政府債務残高は147.373百万ドルとなっており、前年同月比で8.25%の上昇となったことを明らかにしました。

中央銀行の債務管理関連部署によると、GDPに占める割合として、2020年9月の外債は52.6%であり、2019年の同時期に登録された42.1%を上回っています。今回の上昇でコロンビア政府の外国債務は史上最高値となりました。

【出典:El Espectador紙

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コロンビアは新興国の中でも債務リスクの高い国と言えます。
2019年時点で、対GDP比の経常収支率▲4.4%、対GDP比の財政収支▲2.2%で家計・民間はカネ不足、政府も財政赤字という状況です。

この状況は、
財政赤字分をカバーする国債を国内で消費できない

外債発行を増やす

利払いが増え歳出を圧迫

財政赤字が増大する

という負のスパイラルに入ってしまいます。

コロンビアの対外債務増大は日本も他人事ではありません。
日本はコロンビア政府の債権を10%以上保有しています。(2019年時点)

さらにコロンビアは産油国で、主力輸出品に原油がありますので、原油先物市場価格(WTI,Brent,Dubai)の市場価格が財政収支=歳入に大きな影響を与えます。仮に原油安が続く場合はコロナ禍の景気悪化と合わせて財政にダブルパンチとなります。

また、コロンビアと同じような財政指標なのが、メキシコです。
メキシコの経済規模はコロンビアと比べるまでもなく巨大で、仮に債務超過でデフォルトとなると世界経済に及ぼす影響は甚大となります。

※コロンビアをはじめとした新興国の対外債務増加や対GDP比経常収支及び財政収支だけで判断することはできません。仮に新興国が債務危機になったとしても、中南米新興国の債権を大量に保有しているスペインなど欧州先進国を経由した経済危機直結するため、国際的な協力や援助があるからです。

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