
コロンビア共和国中央銀行(=日本の日銀に相当)の共同ディレクター職のガリンド氏が2020年12月31日付で同行を退職することが発表された。ガリンド氏は、2021年2月に行われるコロンビア国立銀行総裁選挙に立候補する予定です。
ガリンド氏は今回の辞任の理由を、「個人の家族・家庭的な理由」としています。経歴としては、アメリカの大学院で経済学博士号を取得後にコロンビアのロスアンデス大学でも経済学博士号を取得し、米州開発銀行で要職を歴任しました。2020年2月からコロンビア共和国中央銀行の共同ディレクターに就任しました。
今回の辞任で、コロンビア共和国中央銀行の理事会に欠員が出ますが、大統領に任命権限があるため、コロンビアの経済政策及び金融政策に大きな変化はないと予想されます。